ユニベット、ベルギーのロットからも肘鉄・でもすごい強がり

1)フランスの国内法で非公認のオンラインギャンブリングUnibetの広告をしてならぬ、という案件は、まだ解決しそうもない。
2)ASO/RCS/Unibet主催のレースに出るのは結局ワイルドカードとなり、参加保証はされていない。
。。。。。とここまでは従来の問題。さらに
3)FDJのベルギー版ロットも、自分たちこそベルギーにおいて唯一この方面の公認団体であり、ベルギー国内でUnibetの広告をしてはならぬ、と言い出した。UnibetはFDJと違い、オンラインで国外から簡単にギャンブル参加ができるせいだ。
四面楚歌ならぬ、三面楚歌かUnibet
しかしこのほどユニベットの幹部がこんな強気の発言:
「今にみていろ。ロットやFDJは、今年のツールでは”?”マークをつけて走ることになるぞ。今年のスタートはロンドン。英国では、国外のギャンブル会社は(オンラインかどうかに関わらず)広告全面禁止だからな」
これほんとかな?と思って英国の国内法を少しチェックしたけど、うーん、そうはならないのでは?
国外の団体は、広告を出して積極的にギャンブルを促すようなキャッチをつけてはだめだ、という感じ。社名だけなら問題ないのでは?
いずれにせよ、Unibet苦境変わらず。パリ〜ニース出場が本当にできないのかどうか、最終的な確認ができていない。グランツール主催者主催によるレースへの参戦が本当に危ぶまれる場合は、法的手段をもって対応する可能性も示唆。チームは会見を行なう予定。

クリエイディブディレクターがデザインしたCSCのジャージはスパイダーマン風

もりたくさんのところで初めて知りました。今年のCSCジャージはスパイダーマン風であるとのこと。このジャージを見て、ファンがスパイダーマン・バッドマン・スーパーマンなどのヒーローをイメージしてくれれば、デザイナーの思う壺、ということだそうだ。つまり、限界を超えるようなパワーで敵を倒すイメージを狙ったらしい。軍隊キャンプだの、スパイダーマンだの、CSCはマッチョ系のコンセプトで突き進む。。

=>CSCサイトに写真といわれ
このジャージ、なんでもUS在住のデンマークの広告学学位保持者であるクリエイディブディレクターのイングレさんがデザインしたものだとか。彼女は7年間CSCジャージを手がけており、ほかにもコカコーラ、ダヴ(石鹸とかを扱っているあのダヴだろうね)、ミラービール、シカゴウルヴスホッケーチームの広告も手がけているとか。チームの地元デンマークの逸材をそういうことに巻き込む発想っていいな。