「アスタナはプロツールライセンス打ち切りだなんていう話は聞いていません」というコミュニケがリリースに

アスタナのニュースは今日これで3つ目。身辺慌しいのがうかがわれる。最新のチームコミュニケは次のように述べている:
「アスタナサイクリングチームは、従来どおり活動を存続:
アスタナサイクリングチームは、以下のとおり現状を明らかにする所存です。マルク・ビヴェルが経営するスイス企業であるゼウス・サールはアスタナサイクリングチームの財務業務を担っており、当社はカザフスタン自転車連盟との契約関係を2010年という期限付きで成立させています。現在のところ、アスタナサイクリングチームの幹部はチーム活動続行を不可とするような示唆は一切受領していません。加えてチームは2008年分のUCIライセンス申請に着手しております。したがって、今シーズンのレースカレンダーに沿って、20ほどのレース出場予定はそのまま維持されています。」
早い話が、チームはごたごたがまだ続いているものの、今年度のレース活動について阻止するような動きはないのでそのままレースには出るよ、来年度もライセンスは取るつもりだよ、と。

アスタナがレドンドの契約を解消

マッツォレーニ、ケスラー、ヴィノクロフ、カシェチキン、チームを契約解消・解雇になった選手が相次いだチームアスタナ。このほどさらにもうひとり。スペイン選手ホセアントニオ・レドンドがアスタナから契約解除された。すでにチームのHPから名前は消えているという。理由は明らかにされていないが、チームの内規を破ったため、とされている。

タイラー・ハミルトンは12位

先日ライプハイマーが優勝したUSオープン。タイラー・ハミルトンも出場し、12位でフィニッシュ。ハミルトンはOPに関するさらなる疑惑により、チームとは家庭内離婚のような状態になっていて、5月からレースには出させてもらえない。(Velonews) 彼がティンコフのメンバーとして走る目処はまだついていない。

エキモフがアスタナ入り

カザフスタンのスポーツ紙sports.kzが伝えたところによると、ディスカバリーチャンネルの助監督ヴィアチェスラフ・エキモフのアスタナ入りが決定であるとのこと。さらに監督として、ビッグネームを予定しているらしく、ブリュイネールの可能性も。チームはスタッフを一新するべく動いている。とはいえ、来季のプロツールライセンス取得には不安がある。
記事文中に出てくる文字のうち(文脈が代われば格変化を起こしスペルも変わるものの、とりあえずそれは無視して)Астана =アスタナ、Вячеславе Екимове = ヴィアチェスラフ・エキモフ