「そして、死刑は廃止された」の中のプリドール

意外なとこで往年の名選手レイモン・プリドールの名前が出てきました。
ミッテラン大統領の内閣の法相になって死刑を廃止にしたロベール・バタンデールという人が書いた「そして、死刑は廃止された」なのですが、そのなかでミッテランが2度目の大統領選挙に出たときの章に出てきました。
以下P202からの引用です。
『1981年の最初の数週間、世論調査と事情通は、フランソワ・ミッテランの勝利ではなく現大統領の再選を告げていた。ミッテランは相手陣営から見下すように「永遠の敗者」「政界のプーリドール」と呼ばれていた。彼はそれを聞いて微笑んでいた。プーリドールがフランス人から最も愛された自転車選手だということを思い出したからだ。[人気はあるが、いつも優勝を逃していた]』
(*プーリドール表記は本のままです)
全く関係の無い分野の本に自転車選手の名前が出てくるのに驚きましたけど、それを聞いて微笑むミッテランって想像するだけで微笑ましかったです。本当にププってフランス人に愛されてますね。(MIKIさん)

期待しないときに、まったく違う場面でロードレース関連のものが登場して、びっくり嬉しくなる瞬間:
ちなみに私は映画「アメリー」の中でツール中継だのプロトンのフィギュアが出てきたときとか、ロートレック展で自転車選手の絵を見たとき、スウィートボックスの歌に「ツール・ド・フランス」という曲を発見したとき、、なんかでしょうか。