学連便り

全日本学生ロードレース・カップ  首都圏シリーズ開幕!

 12月6〜7日、好天に恵まれた東京都立川市国営昭和記念公園において、3回を数える日本学生自転車競技 連盟主催の2008年度全日本学生ロードレース・カップ第8戦 東京・昭和記念公園ラウンド及び東京都自転車競技連盟主催の第三 回東京都クリテリウム大会が開催された。
 初日6日(土曜日)午前には、併催の第3回東京六大 学自転車競技チームロードレース大会(50km)が行われ、昨 年の覇者・法政大学が、猛追する早稲田大学に31秒の差をつけ見事優 勝した。また、午後には第3回東京都クリテリウム大会の「女 子+ジュニア部門」(40km)が行われ、こちらも昨年の覇 者・清水太己(川口市自転車競技連盟)が勝利をものにした。
 翌7日(日曜日)は、全日本学生ロードレースカップ+東京 都クリテリウムの「クラス1+2」と「クラス3」が行われた。午 前に行われた「クラス3」(40km)は学連のクラス3と実業団BR-3 同等の競技者によって競われたが、出場人数の都合により2組に分 けて出走し、有田雅昭(チームオーベスト)と近藤洋基(日本体育 大学)がそれぞれ勝利を勝ち取った。
 午後には最上位クラスの「クラス1+2」(50km)が59 名でスタート。レース序盤、入部正太朗(早稲田大学)が着実にポ イントを稼ぎ、トップの座を固めつつあった所、まさかのパンク。 車輪交換をして再スタートしたが、無念のリタイヤ。この時点で入 部に次いでポイント獲得2位の十時正嗣(早稲田大学)がゴー ルでも3位10点を加算して、見事昨年に続き優勝を飾っ た。2・3位は同点で順天堂大学の石川雄太と半田信頼となった が、もしこの2人のゴール着順が逆であったら、十時をおさえ 半田が優勝であった。
 なお、今大会終了時点でのロードレースカップ・シリーズランキ ングは、今回不出場であったが辻本翔太(順天堂大学)が首位の座 を守った。
 また、全日本学生ロードレース・カップは1月11日と 2月8日の埼玉・菖蒲町クリテリムの後、2月22日 の神宮外苑クリテリウムで最終戦を迎える。

Photo from 学連(12/6 法政のチームタイムトライアル