イヴァン・バッソは多分大丈夫?

biciraceによると、イヴァン・バッソオペラシオン・プエルトの追求から免れる公算が大きいとのこと。書面だけの積み上げでは証拠とはいえない、という見解。
あとは、イメージダウンを恐れてチームがバッソ獲得に消極的になるのではないかと思われる点だけがネック(さらにスポーツ調停裁判所に持ち込まれるケースを除けば)であると。

ブイエTUE申請却下

今も居眠り病に苦しむブイグテレコムのフランク・ブイエ。彼はTUEの申請をしたが、WADAから却下されたという。TUEとは:治療目的使用の適用措置"(Therapeutic Use Exemptions)のことで、これが通れば禁止リストに載っている薬物も治療用ということで許可される。
ブイエに対して、WADAの判断は厳しい、その理由がわからない。ブイエは、訴訟も念頭に入れているという。彼は新薬モダフィニルがないと、日常生活が困難であるという。
先日の報道で、ツールでは陽性反応が13件あったが、そのうち12件がTUE適用者だったので最終的に陽性とはならなかった、という記事が出ていた。TUE適用者は意外に多いという印象があったが、今回WADAが厳しいわけは、今後適用者を減らしたいのだろうか。

グランツールはプロツアーカレンダーからの分離に向けて

これまでプロツアーカレンダー入りに難色を示していたASO、RCS、Unipublicの3社(それぞれツール、ジロ、ブエルタなどの主催者)は、プロツアーからの分離に向けて、本格的に動き出したという。ASOはパリ〜ルーベ、フレッシュワロンなど多くのプロツアーレースを運営しているため、(ASO主催のレース一覧)27レースのうち、11レースが影響を受けることになる。