ブイエTUE申請却下

今も居眠り病に苦しむブイグテレコムのフランク・ブイエ。彼はTUEの申請をしたが、WADAから却下されたという。TUEとは:治療目的使用の適用措置"(Therapeutic Use Exemptions)のことで、これが通れば禁止リストに載っている薬物も治療用ということで許可される。
ブイエに対して、WADAの判断は厳しい、その理由がわからない。ブイエは、訴訟も念頭に入れているという。彼は新薬モダフィニルがないと、日常生活が困難であるという。
先日の報道で、ツールでは陽性反応が13件あったが、そのうち12件がTUE適用者だったので最終的に陽性とはならなかった、という記事が出ていた。TUE適用者は意外に多いという印象があったが、今回WADAが厳しいわけは、今後適用者を減らしたいのだろうか。