亡くなったコックス、入院費用が心配で、安静にするはずのところを退院してしまった

先のコックスの訃報には、悲しい背景があった。彼は保険に入っていなかったようで、手術費用を当初から心配し、同僚のロバート・ハンターに借金をして手術にのぞんだという。血管の手術なので術後安静にすべきところを、入院費用を苦に、自ら退院してしまった。フランスから南アフリカに飛んで帰ってきてしばらくして、突如容態急変した。痛ましい。(Sports24から)
コンタドールが脳の手術をしたときは、チームが費用の面倒を見た。チームによってこういうのはばらつきがあるのだろうか。或いは治療の手術(血流障害はサイクリストに多いらしいが)はいわゆる社会人にあてはめると労災対象外で、今回は出なかったということなのか。組合とかいうシステムもないのか。