朝日新聞ネット版に出た例の件

朝日新聞ネット版に出たという話をもらいましたが、実は北米系のサイトで昨日このNewsを目にしました。でもスペインではこのNews全然騒がれていません。OPで押収されたビデオに映っていたセビーヤもレースに復帰しているので、OP関連の話は、この先この程度の話が出ても、スペイン選手には余り影響はないんじゃないかなぁと思っているのですが、どうでしょう。OPではウルリッヒが引退となり、ヤクシェが全面告白、バッソも未遂・関与を告白し、レースに出られませんが、彼らがスペイン人だったら今頃走っているかもしれないな、と思うことも。朝日ネットに出ていたニュースは、ちょっと食いついた感じが見られますが、ともかく要はOP書類に彼の名前は出てきたものの、それはリザルト関連の文に出てきただけだったと最初は言われていました。ただ、彼のイニシャルと同じアルファベットが書類に出てきていて、それが彼のことを指すのでは?という指摘があるのと、さらなる吟味の結果疑いが生じたとかいう話だそうです。まあそれだけのことです。それよりも気になるのは、今回ツール最終成績は、上位25人中スペイン人が過半数を占めていたということ。13人も。マヨのB検体結果次第では12人ですが。フランス人は上位25人中にはゼロで、一番速いグベールでも首位から1時間以上遅れている。イタリア人にいたっては、最高タイムはブルセギンで41位。トップから1時間半以上遅れ。100位前後に大勢。アメリカ人の完走者は全員25位以内という具合に、国によって成績に偏りがある。まあイタリア人はジロにのみ集中ということで成績が悪いのはわかるけど、スペイン人はこれでブエルタでも大活躍したら・・・?スペイン無敵艦隊時代到来か。

治療のために手術を受けたライアン・コックスの訃報

今朝、容態が悪くなったと聞いて、心配していたのだが残念だ。左脚の動脈血流が悪く、パワーロスがあるとしてフランスで手術を受けていたバーロワールドのライアン・コックス南アフリカに帰国してから容態が急変したと聞いていた。急遽市内の病院に運ばれたというところまで聞いていたが、その時点で心肺機能停止だったのかもしれない。その後意識を回復することなく亡くなったようだ。血管の手術なので繊細な手術だったのかもしれないが、治療のための手術で命を落とすとは。オグレイディも同じ手術を受けて、彼の場合は無事成功した。同じ主治医だったのに、明暗が分かれてしまった。コックスはランカウィでスプリントを制して何度か区間優勝をあげていたので、日本でもおなじみのはず。28歳という若さで。ご冥福をお祈りします。

BMCがアスタナのスポンサーから即時撤退

チームは1ヶ月活動中止だが、レースで乗るバイクもない状態になった。チームのスキャンダルを受け、ツールが終わったのを見極めて チームにバイクを供給していたBMCがアスタナのスポンサーを降りることを公表した。今後プロサイクリングチームのスポンサーをやるかどうかは未定だという。

マイケル・ボーヘルトが優勝

ツールの疲れはもう癒えたのか、Boxmeerのクリテリウムでボーヘルトが優勝した。スプリントの一騎打ちの相手は山岳賞をとったソレルだった。そのほかのクリテリウムでもツール出場選手が出場し、奮闘している。

アスタナは8月いっぱい活動中止 ・ コフィディスはレースカムバック

先に終了したツールを最終日まで走らずに撤退していたアスタナは、火曜日に声明を発表し、8月末まで1ヶ月間、活動を中止するという。活動中止の期間中は、「幹部、スタッフ、選手、チーム全体が将来のことを考える機会としたい」。マッツォレーニ、ケスラー、ヴィノを解雇処分としたチームは、チーム内倫理規定を含めチーム建て直しを目指す」
一方で、コフィディスはクラシカさんセバスチャンでレース復帰することが決定。

ペタッキはオーストリアのクリテリム出場という話

ペタッキがレース復帰を果たすというニュース。オーストリアガンツクリテリウムだそうだ。一方でサルブタモール摂取過剰の問題はまだ完全に解決していない。イタリア自転車連盟がGoサインを出したもののCONIが審議やりなおしを求めている。