タイラー・ハミルトン五輪の検査結果はこれにて追求終了

ICOが会見で、ハミルトンのサンプルBは人為的ミスにより、保存状況が悪く、既に血液が劣化して分析にかけられる状態ではなかったと述べた。しかしこれに対し、検査を行った研究所側が異論を唱え、人為的ミスは一切なかったと。

いずれにしても、五輪の調査は完結。調査委員は解散し、彼の金メダルは異論なしということに。

フォナックは彼を支援する姿勢だが、レース出場は禁じている。背景にはこうしたやや釈然としない点があるせいと、ヴエルタのサンプルBが陽性だったことが考えられる。今後ヴエルタのサンプルBの扱いについては、UCIの手に委ねられた。