Tハミルトン、アメリカでの反応

日本では、ハミルトンの疑惑は間違いであってほしい、、、という声をあちこちで聞く。でもアメリカではちょっと事情が違う。もちろん、彼を圧倒的にサポートする支援者が集まって寄付金を集めたりしている。でも、それ以外の人は、「それまではハミルトンのファンだったけど、科学的に証拠がもう出たらだめさ。早くあっさり認めろ。」などど、ときっぱりいう人が多くてびっくり。

アメリカの伝言板でもハミルトンの無実を願う声がほとんど出ない。「フォナックは彼がいるからプロツアー入りを現段階で果たせなかった」、という声もあり、結構シビア。この違いはなんだろう。日本人の方がWetなのだろうか。

ハミルトンのDiaryは、すごく丁寧で気に入っているけど、それをアメリカ人に言ったら「彼の日記は優等生すぎる。普通の人はあんな風には書かない。ちょっと偽善的なぐらい。」という評価をもらった。この人、ジャパンカップの土曜のレースに出ていたアメリカ人。でも、そういわれてみると、アメリカ人でああいう文章を書く人はいないな。先日自転車雑誌の仕事であるジャーナリストの英語を訳したけど、はるかに崩れていた。でもイキイキした文章だったことは間違いない。確かにそう考えると、ああいう崩れた文章が本物の英語かもしれない、ふとそんな気もする。だからといってハミルトンの英語が偽善的とは思わないけど、そういえばよそいきの英語で、逆に人を遠ざけかねない文章かもしれない。