シュテッフェン・ヴェーゼマン

各雑誌では名前の読み方ルールというのがあって、これ通りに書かなくてはいけない。約束でVはBの音で綴るため、今年フランドルで勝った彼はベセマンと書く決まりになっている。

で、調べ物があってYahoo.comでWessemannと入れたら、ヒットしない。あれ?と思って名前をよく見たら、Sは1つで、Wesemannだった。これじゃあ、ヴェーゼマン(雑誌的にはベーゼマン)ではないか。これでヴェセマンと読ませるのは間違いだ。

選手の読み方というのはややこしい。一度定着すると違っていても、そのままある程度は踏襲しなくてはいけない。スティーブン・ロウチは一生フランス読みのもまステファン・ロッシュになるだろう。ザベルしかり。一方で、イタリア語の選手の名前はチッポリーニチポッリーニに、タフィがターフィ変更され、どんどん本物の発音に近い形で更新されていく。

これはイタリア関係に強い人の発言力が大きいせい。先日ペルディゲロと書いた原稿をペルディグエロと間違ってなおされていて少々不本意だったけど、これもよみがなルールがそうなっているから仕方ない。