ランス、記者会見でシェリルに賛辞

記者会見の原稿がDSCのファンクラブサイトに公開されていて、ちょいと覗いてみた。そして、彼が記者会見の席でこんなことも言っていたのを知った。


シェリル、君は全く素晴らしい女性だ。ロックンロールの女王の横顔も持ちながら、君は素晴らしい自転車ファンであり、僕のチームメートであり、最大のパートナーだ。」


また、「今から1年後、この英断と折り合いをつけるのが難しいなんて思ったりしないでしょうか?」という質問に対して、


「これについては考えたことがある。実際 気持ちは揺れた。出たい意欲をそそるレース、出るのが夢だったレースがほかにもあった。数週間前、ミラノ〜サンレモをTVで見ていた。この会場には、自転車ジャーナリスト以外のジャーナリストもきているから言うけど、これはとにかくすごいレースなんだよ。


僕はもうレースの間、TVの前でそわそわしてしまって、じっと座っていることができなかった。最後までTVの前でそうしていた僕を見てシェリルは、
“自分のことを見てごらんなさい。貴方はじっと座って見ることすらできないじゃない。これで一体どうやって引退するつもり?”と言った。
いい質問だった。でも、僕は引退については100%まっとうすると決めた。この決断は最終結論だ。」