ニコラ・ロッシュ

masciclismo2005-05-28


cyclismagにニコラ・ロッシュのインタビューが出ていた。その中に、少し前に報道されていた彼の国籍の話題に関する質問があった。国籍を選ばなければならない時期になり、泣く泣くアイルランド国籍を放棄し、フランス国籍を取得することになった件。

アイルランド枠だと五輪出場もフランス国籍より確率が上がるので、決断には勇気がいったという。

今ではアイルランドの自転車連盟から彼の名前は消滅し、あとかたもなく消え去った。しかし、国籍放棄のニュースが出た時は、国内ではかなりの騒動になったそうだ。

TVニュースでは、「アイルランドはニコラ・ロッシュ(という大事な選手を)失う。。」という報道があり、それを聞いた彼の友人はロッシュが亡くなる危機に瀕しているのか?とびっくりしたそうだ。


また、自分のアイデンティティーをどう感じているか?については、
「母親が半分イタリア人、半分フランス人、父がアイルランド人だから、僕の血管には、いろいろな血が混ざっている。どちらかというと自分はヨーロッパ人だと感じている。

サッカーでフランスvsアイルランド戦があると、いつも僕はどっちの味方になっていいかわからずにいる。」と語った。

ロマンディでのロッシュの成績は総合108位だった。