気温32度が味方したリッヒ
ドイツのITTを制したミヒャエル・リッヒ。40kmのコースで47分10秒のタイム。50,88 km/hをマーク。2位のセバスティアン・ラングに1分2秒の差をつけた。
この日の気温は32度。「暑さはなんともなかった」、とリッヒは語った。
ちなみに1位のリッヒと2位のラングはともにゲロルシュタイナー。オランダのITTでゲロルシュタイナーが優勝したのも頷ける。ゲロルがオランダに送り込んだのは:
Mフォーテン、Sクラウス、Sラング、Tシュミット、Uペシェル、Mリッヒ。
フォーテンは03世界選手権 U-23 ITTチャンピオン、ペシェルはTTスペシャリスト、それに今回表彰台のリッヒとラングが加わって、TT最強チームだった。プロツアーに純粋なTTのみのレースが加わり、ゲロルシュタイナーは、これを狙っていたに違いない。