悪評のマドリッド世界戦

そういえば、世界戦が国の首都で行われるというのは珍しい。パリ〜トゥールなどといった通常のレースでも、交通量の多いパリは昨今避けて、名前ばかりがパリで、実はパリの郊外だったりするのが通例。今回グランヴィアなどマドリッドの中心地で行われた世界選手権、道路が閉鎖にならず、コースの下見も満足にできなかった、と不満の声が相次いでいる。フランスの世界戦U-23を担当しているF・モンカッサンいわく、「マドリッドの世界戦は、全くいいところなし。キャトルジュール・ド・ダンケルクといったプロツアーでないレースですら、ずっと運営がしっかりしている」と酷評。

ちなみに来年以降の世界戦ロードの開催地は:

2006年:オーストリアザルツブルグ
2007年:ドイツのシュツットガルト
2008年:イタリアのヴェレーゼ

国の首都、しかも中心部で行われるケースは昨今ではほとんど見当たらない。ちなみに2007年のトラックの世界戦はスペインのマヨルカ島での開催。