ツァベルがトリノ五輪で汚名返上?!

2004年のミラノ〜サンレモ(MSR)で、エリック・ツァベルは大失態を犯した。ウィニングポーズを華々しく決めた途端、フレイレに横からスルリと抜けられて、優勝を逃してしまった。あれはスポーツ史に残るGaffe(大失態)とされたが、今回の五輪で大失態 ワースト1の汚名を譲ることができそうだ。


2月17日の女子 スノーボードクロス勝戦。米国のジャコベリスが優勝を確信して、最後のジャンプでグラブのパフォーマンスをした。グラブ=Grabは --“エアのときにボードをつかむトリックの総称。またはその動作をすること” -- だそうだ。(スノーボード用語辞典から)
その結果、彼女は転倒して金メダルをスイスのフリーデンに奪われた。


ジャコベリスは、「あれは観客を意識したわけでも、パフォーマンスをしたわけでもない」とも語っているそうだが、北米系のDPのフォーラムでは、こんなアンケートをとった。


勝ちを確信したあとのウィにングポーズをしたがために、2位転落という大失態、ツァベルのMSRの時と、今回のジャコベリスの時、どっちが最悪か?というアンケートだ。そして、目下結果は、11対2で、ジャコベリスの方が大失態という結果になっている。やはり五輪は4年に一度、悔しさ4倍といったところか。


では、写真判定をしよう。
ツァベルのMSRでのウィニングポーズ
vs
ジャコベリスのウィニングポーズ(グラブ)