ホセ・ルハノ:「ジロでセッレイタリアのチームリーダーになったあと、クイックに移籍してツールを走る」、、のシナリオが危ない

セッレイタリアのルハノとサヴィーオ監督のいざこざはまだ続いている。ルハノは、当初6ヶ月間セッレイタリアに在籍、その後クイックに移籍するという契約を結んだはずだった。しかしここへきて、UCIの監査をしているアーンスト&ヤング監査法人がそういう不規則な契約に待ったをかけていたことが判明。ルハノはとりあえず06年最初にセッレと契約締結したため、そのまま1年間同じチームで走るべし、という見解だ。


こうなると、セッレ側がルハノを自発的にリリースする、という決断を下す必要があるが、現在ルハノとサヴィーノ監督がもめているので、そうはなかなか問屋が卸さない状態。ルハノはチームプレゼンに出席しなかったり、突然キャンプを放り出してイタリアに行ってしまったして、監督のゲキに触れた。


クイックのルフェーブル監督も、「今の状態ではルハノが(クイックにたとえ移籍したとしても)ツールを走るのは無理だ。」と語っている。05年ジロで活躍したルハノだが、チームあっての選手活動。今年の活動はまだ見えてこない。


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