ダニロ・ホンドDiv3レベルのチームにしか入団できないという見方と、ゲロル再加入という見方と

4/1からレース復帰可能となったホンドだが、UCIがコミュニケ発表の際に、少々いやらしい文言を入れている。
『各プロツアーチームは、行動規範にサインしている限り、それに則ったふるまいをすべし』、、と。


どういうことか?
これは、プロチームに「ホンドを雇うべからず」と呼びかけているのだ。薬物摂取で謹慎処分となった選手をプロチームは謹慎処分があけてから2年間雇うことができない、という行動規範があり、それを遵守するように、という呼びかけなのだ。

ホンドの場合、CASの2年間の出場停止処分はスイスの裁判所が取消をしたが、その前にスイスの自連から1年間の停止処分が出ていたので、UCIとしては、その1年間の処分があけた、という取扱になっている。

さらに、プロコンチームのヴィーゼンホフもプロツアーチーム昇格を目指しており、そのためには、やはりこの規範を遵守する必要があるのではないか?という見方もある。そうなると、ホンドは単なるコンチネンタルチームでしか走れないことになる。


一方で、フランスのラジオは、この規範はあるものの、ゲロルシュタイナーがホンドを獲得する可能性もゼロではないと伝えている。

いずれにしても ホンド、今が正念場。