ランス、NYシティマラソンを走る

本日、スペインのサイトのトップページは、フレッシュワロンで優勝したバルベルデでなく、NYシティマラソンを走ると語ったランスの記事だった。
ランス、当初シカゴマラソンを目指したものの、スケジュールの都合がつかず、11/5のNYシティマラソンに決めたそうだ。多少トレーニングらしいことはしているものの、しゃかりきに記録を目指すというつもりはないという。引退後に何か目標を持ちたいから、ということで出場を決めた模様。とはいえ、彼のことだから、中途半端で済ませるとも思えない。NYシティマラソンというと、去年ローラン・ジャラベールが完走したのが記憶に新しい。ジャジャの記録2時間55分よりいいタイムを叩くか、楽しみだ。(11.07 (Mon)トクダネ  引退したローラン・ジャラベールがニューヨークシティマラソンを好タイムで完走


ちなみに、今年に入ってから、5大マラソンの「グランドスラム化」が新聞紙面などに書きたてられている。北京五輪の出場資格を決める上で、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ロンドンの5大都市マラソンを優遇するというもの。(共同ニュース
日本陸連はこれに反対。日本のマラソンレースに出場するという海外招待選手が減る可能性があるからだ。とはいえ、日本のマラソンレースはそこそこの規模のものがいくつもあるため、どれか1つだけをグランドスラムの仲間入りさせたい、と名乗りを上げることもできないらしい。あるレースを取り出して特権階級をつけるという仕組み、プロツアーを連想してしまう。