6月5日 シモーニがイタリア自転車連盟の懲罰委員会で証言

バッソがレースをお金で売ろうとした、とシモーニが発言したことを受け、6月5日月曜日に、シモーニはイタリア自転車連盟の懲罰委員会で証言することになった。この場で委員会メンバーに事実関係を納得させなければならない。この事実があったと証拠を示す義務があるのは弾劾した側。つまりシモーニ。CNによると、委員を納得させることができない場合、処分を受けることになるのはシモーニの方となるという。(処分とは厳重注意程度の軽いものも含まれるのだろうが。)
ある程度の駆け引きは現実問題あるものの、通常は内々で行われる。このようにTVカメラの前で行われるケースがそれほどないため、今回のように懲罰委員会での証言にまで発展したのだろうか。ちなみに世界戦でアルタルロアがベッティーニから金銭で勝利を譲ってくれとレース中言われた、と発言したこともあったが、これはその後すぐに本人が撤回した。