ウルリッヒの復帰は。。。

ウルリッヒTモバイルの解雇を不服として代理人経由再交渉をしているという。解雇を不当としている理由は、「自分は競技において欺いたことはない。今まで陽性になったことは一度もないんだ。」「DNA鑑定を拒んでいる理由は、自分は罪人ではないからだ」と言っている。Tモバイルは前向きにとらえているといい、ほかのチームもオファーこそしていないが、ヤンに興味を持っているという。
ウルリッヒにはカムバックしてほしいと思う一方で、彼の言い分がちと物足りない気もする。
04年マンサノはその告白の中で、血液ドーピングも含め、あらゆる薬物を乱用していたことを赤裸々に告白した。選手間で薬物のことを喋る際の隠語も全てぶちまけた。乱用しすぎて、彼はヒザを悪くした。でも、「自分は薬漬けだったが、過去一度も陽性にはならなかった。陽性になる奴はよほど運の悪い奴だ」と述べた。つまり、今や陽性になったことはない=ドーピングは一度もやったことはない、とはならない。
そんなわけで、ウルリッヒには、もう少し違う言い方(具体的な説明)をして欲しかった気もする。

で、マンサノだが、自転車に乗りたいと思うか?の問いにこう答えた。
「競技はまっぴらごめんだ。でも、時々、娯楽で自転車に乗りたいなぁ、と思う。でも今の僕は自転車を娯楽として乗ることすらできないんだ。ヒザを悪くしてしまって、自転車に少し乗ったあと、2日間動けなくなった。楽しみで自転車に乗ることもできないというのは、とても悲しい」。