オペラシオン・プエルト(OP) :

● スペイン野党が「OPは人権侵害」と反撃、選手は弾劾されないムードに
フエンテス無罪放免(車連ライセンスと無関係なので車連の懲罰委員会においては)
● サイス監督らだけが懲罰委員へ
● そんな中いまだに風当たり厳しいウルリッヒ

現政権サパテロ首相率いる社労党が一大決意をしてのぞんだオペラシオン・プエルト。ちょっと挫折の臭い。次期政権を狙う民衆党が、「これは選手の人権侵害の可能性もある」として、オペラシオン・プエルトの不当性について反撃中。政治がからんでキナ臭くなってきた。
ということで選手に対しては弾劾すべきでない、というムードが漂いつつある。しかし、一方で、先に拘束されたサイス元監督ら関係者に対しては、これからスペイン自転車連盟が懲罰審査を行なう。ところが!主犯と見られているエウフェミオ・フエンテスについては、今現在懲罰審査の予定なし。(CNには彼の名前が出ているが、これはバレンシアナのヨランダ・フエンテスの間違い。)フエンテスは自転車連盟のライセンスと無関係だから今現在審査の対象にはなっていないのだ。
そんな中、ウルリッヒだけはスムーズにGoサイン出ず。Tモバイルは「よそのチームは、DNAテストなしでウルリッヒを雇用すべきでない」と主張。ドイツというお国柄なのか。