ガルベスに衝突したほうのドフォーはほとんど無傷で。。

ケスデパーニュのガルベスは、レースに胸からぶつかって、肋骨が折れ、心臓が圧迫された状態だったようだ。一方で、ぶつかったもう片方のベルギー人ドフォーはほとんど無傷に近かったという。
彼がガルベスの死を知ったのは病院だった。彼とガルベスが病院の救急病棟に運ばれた。そばにいた医師2人が事故のことを話しているのが聞こえた。デフォーがそばにいたものの、医師たちは、彼も事故に巻き込まれた一人であることには気づかなかった。そしてガルベスが亡くなったことを話しはじめた。
「僕の脈拍は一気に上がった。」「僕はもう破滅だ。どうやってここから這い上がればいいのかわからない」「このレースはお祭りのはずたったのに。。」

レースの方は途中でキャンセルとなり、自動的にベルギーのIljo Keisseとドイツのバルトコが勝者として扱われる、というアナウンスがあった。しかしKeisseは、「この優勝宣言は、なんの意味もない。今回の大会には勝者はいない。敗者しかいない。」と 述べた。

カタルーニャ自治州は、今週末まで全てのスポーツイベントにおいて、1分間の黙祷を行なうと決めた。
ガルベスの遺体は今日スペインに戻ってくる。どうぞ安らかに。