ウルリッヒ引退への反応:Eメルクス、今日レース復帰のセビーヤ

エディ・メルクス
ウルリッヒはずいぶん若い頃から走り始めて、プレッシャーをいつも一身に受けていた。精神的に疲れて、そのせいでプロとしてやるべきことを常にまっとうすることができなかったのだろう。時に彼は無気力だった。でも、ひとつ確かなことは、自転車競技が大物を失ってしまったということだ」

「これは予想できた。チームに所属していない状態で、続けるのは難しかったはずだ。選手生活を終えるやり方としては、寂しい辞め方になった。エウフェミアノ・フエンテスの一件(OP)は、不名誉な結果を生むことになった。なにも正式な判定は出ていないというのに。」


チームのエースナンバーで今日レース復帰するオスカル・セビーヤはチームのコメント:
ウルリッヒとともにOPに巻き込まれたものの、レラックスで今季復活。丁度今日、きしくもボルタ・ア・コムニダバレンシアナでレースに復帰する。スタートリストにも名前が:ここ

「彼は経験も豊富で、長年走っていた。それだけに、選手を続ける力や夢がもうもてなくなったのではないか。人はスポーツ選手として彼を尊敬している。でも、彼のことをもっと知ると、もっと好きになる。彼は人間的にもすばらしいんだ。彼の性格・能力を考えると、これは悲しいことだ。別れを告げなければならないのは残念。でも引退のときがきたということだろう。拍手をもって尊敬のまなざしで送り出したい。」

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