ツァベルに暫定措置・今年1年はGOサイン・契約を最後までまっとうするかは保留

2008年まで3年契約をミルラムと締結していたツァベルだが、今後の契約の取り扱いについて議論に手間取っていた。そこでこのほど暫定案として、とりあえず今季いっぱい、彼の契約を有効とするということで収まったようだ。ただし来年1年の契約の扱いについては当面保留。
彼がEPOを使用したのは11年前に遡ることであり、UCI、ASOはツァベルに対して制裁を科すことを強いなかったという。
ヴィランクの先日の言葉をもし鵜呑みにするとすると、97年フェスティナ事件当時はみんな(クリストフ・バッソンなどごく少数の”変人”以外 〜 当時バッソンは変人扱いされた)やっていたという。そんな中、ツァベルだけを処分するのはそこはかとなく不公平という気がする。97年当時から走っている選手はみな処分するのなら別だが、正直に告白した者だけが割りを食うというのはなんとも解せない。