ヴァンデンブルックの悲痛な叫び

先日自殺未遂をしたフランク・ヴァンデンブルック(VDB)。その彼がまだ元気だったころ、会って言葉をかわしたことがあるという方が読者の方の中にいて、彼の心が解放されることを祈っておられました。本人はやはり相当苦しかったようです。とくにここ最近ドーピングの告白が続いていますが、VDBはもう何年も前に家宅捜査で薬物が見つかり、周囲から犯人扱いされた。周囲の選手らはそのとき自分のことをあざわらっていた。本当はみんな同じ穴のむじなだったのに、自分ひとりがスケープゴートにされた、その思いも強いそうです(本人及びお父さんの談話から)
今では自殺未遂を悔いている、と述べています。下記ご参考までに:
VDB:「欝を味わったことのない人には、ここ数週間、とくに自殺を企てる直前の数日前にボクが味わっていた気持ちはわかってもらえるまい。未来は見えなくなり、人生に終止符を打ちたかった。惨めさから逃れるため、薬物を飲んで、そして、静脈を切ろうとした。本当にもうおしまいにしたかった。でもボクは今悔いている。自分はクリスチャン。ボクが犯したことは過ちだった」