アスタナのエディ・マッツォレーニがチームから暫定謹慎処分に・検出不能のドーピング剤を入手した疑い

ジロ3位のエディ・マッツォレーニ(アスタナ)がチームから暫定謹慎処分を受けた。チームがこのほど公表した。これでケスラーに引き続きアスタナ2人目となる暫定謹慎処分者。
もともと彼は2004年のドーピング事件通称「Oil for Drug」と呼ばれる事件がらみで、イタリア五輪委員CONIのアンチドーピング担当官から事情を聞かれることになっている。今回の調べでは、イタリア版のフエンテスとも言われるサントゥッチョーニ医師と接触し、検出不能なドーピング剤を入手した疑いが浮上している。これを受けてアスタナはマッツォレーニを一時的な謹慎処分にした。サントゥッチョーニ医師は95年から2000年の間イタリア自転車協会からドーピングの容疑で処分を受けているが、その後も彼の患者のアマチュア選手がレース中に亡くなったり、05年にも別の患者が心臓疾患でなくなったりしている。「Oil for Drug」の取調べスケジュールは、マッツォレーニとマルツォーリが7月4日、ディルーカは7月5日の予定。