9年間続いた老舗の自転車サイトcycling4all閉鎖

さっきCycling4allを覗いたらずいぶん雰囲気が変わっていました。まだざっと読んだだけなのですが、終了しちゃう様ですね。閉鎖、とは書いていないみたいですが。
トップページには、管理人のWim van Rossumさんの、ドーピング問題とプロツアーシステムに対する絶望感にあふれた悲痛なコメントが書かれています。
そして、In my opinion の中には、2014年のプロツアーがどうなっているのかと言う「予測」が載っています。
それによると、メインスポンサーは中国の食品業界、アラブのオイルマネーアメリカの銀行、それにスポーツTV局になっているそうです。
他にもため息をつきたくなる様な「予測」が書かれています。夢か現実か?
1ファンとしては、予測が当らない事を願うばかりですが、日本で手に入る情報からでは想像できないほど、事態は悪化しているのでしょうか。
ほんとうに、どうなってしまうのでしょう?

Cycling4all.comに今行って来ました。なんというかびっくり。「at a certain moment it is enough. And that is NOW.」とありますから終了、実質閉鎖ですね。最近は自分自身は訪れる回数も少なかったけれど、CNよりも前から世界的に定着したロードレースサイトでした。管理者のWimはいろいろ意見を発して、提言して、なんとかいい方向に持って行きたいと願っていたようですが。そうした声が権威者や関係者の耳に届いている気配がなく、苛立ちを覚えているようでもありました。さびしいですね。こういう熱意あふれた管理者によって運営されていた世界的なサイトが、閉じられるって。さらにその理由が、「この競技は自殺行為をしている」という絶望感のせいというのが。ちなみにWimと同居している彼女の方は「bonsai4all = ボンサイ(盆栽)for all」というサイトを管理しているようで、こちらの方は今後も続行のようです。