昨年の表彰台3人全員欠場のブエルタ。ゼッケンNo.1はアルファベットで決定:ホセ・ルイス・アリエッタ(AG2R)に。「無名のままリーダーに尽くすアシストにスポットライトを当てる意味でも」

ブエルタ昨年の覇者ヴィノクロフと3位のカシェチキンが所属するアスタナはブエルタ出場を取り消され、昨年2位だったバルベルデはツールで6位とまずまずの成績で完走しブエルタはスキップ。昨年の表彰台3人が全滅で、ブエルタ主催者はNo.1を誰・どのチームにあてがうか悩んだ。結局、総合4位まで遡ってサストレにNo.1という案は断念し、アルファベット順にチームを並べることにして、No.1-9はAG2Rに。ゼッケン11から19はアンダルシア・カハスール、、という具合。AG2Rの中のアルファベットオーダーは、ホセルイス・アリエッタが最初なので、彼がNo.1をつけることになった。アリエッタはアシスト選手。普段は脚光を浴びないアシスト選手がNo.1をつけるのは、アシストの象徴ともなる、と主催者。「アシスト選手の働きなくしては、ロードレースは成り立たない」。