スタート地点に向かう途中、Tモバイルのバスが追突され、窓ガラス大破。マッサーのオイレはエウスカルテルのバスにヒッチハイク + チームバスの話


Tモバイルのバスの運転手はベテランのバート・トルホーク。その彼が事故に巻き込まれた。高速で乗用車が後ろから追突。バスは何度かスピンし、大惨事にはならなかったものの、バートは軽症を負ったという。(窓ガラスが大破したバスの写真
幸い選手たちは、チームバスには乗らず、少し遅れてチームカーに分乗する予定だったため難を逃れた。ただ、監督のアラン・パイパーとマッサーのふくろうおやじことディーター・”オイレ”ルーテンベルクが同乗しており、そばを通りかかったエウスカルテルのバスにヒッチハイクをしてスタート地点に向かった。ドライバーのバートに過失はなかったとして、最終的にそのままバスはスタート地点に向かうことができた。
上の写真右はTモバイルのバス運転手バート。去年8/15のトクダネで紹介した。ミルラムに移籍したツァベルが、なつかしそうにバートに話しかけるひとこま。

ところで、スタート地点からゴールに向かうとき、高速でいろいろなチームバスと遭遇する。我々の車はいつもチームバスよりも遅くスタートを出発するので、大抵チームバスを途中で後ろから追い越すことになるのだが、追い越すバスがいつも大体決まっている。つまり、余りすっ飛ばさないバスもあれば、すっ飛ばすからいつも我々よりも先にゴール地点に到着するバスがいる。よく追い越すのはたとえばケスデパーニュ。かつて追い越した記憶がないほどいつも平均的にすっ飛ばしているのがディスカバリー。写真はケスデパーニュのドライバー”オアヘ”。毎日長い道中退屈なのだろう。我々が彼のバスを追い越すときは気づいてくれて、クラクションを鳴らして挨拶をしてくれる。ベンハミン・ノバルの隣町に住んでいる。彼にチームバスの速度のばらつきの理由を聞いたところ、ケスデパーニュのバスは最新型のせいで、Max.のスピードが旧式のものより遅くなっているという。「ディスカバリーのバスはその前のモデルだから、いっくらでも飛ばせるんだよ」