還ってきたモルドバ

昨日、山下貴宏選手の新チームの話の中で、彼が来年所属するTeam NIPPO-ENDEKAの前身はTeam Cinelli ENDEKA OPDというくだりを読み、このチームのサイトを見てみた。すると、中にこんな国旗の選手が在籍。どこの国だろう?と思って名前を見たらなつかしい名前。イゴール・プガチ。元サエコの選手。これはモルドバの国旗なんだー、としげしげ見ていた。そんな矢先、今度はVoiturebalai Memoアンドレ・プリューシンというモルドバの選手が来年AG2R入りとなり、唯一のプロツール在籍モルドバ選手となることを知る。今年の彼の在籍チームを見たらシャンベリーシクリズムフォーマシオン(CCF)だった。このチームはAG2Rのアマチュア版下部組織に該当するので、ウエアがAG2Rとウリ2つ、だから彼は今年からAG2Rの胸ロゴジャージを着ていた、というわけだ。元アレッシオのルスラン・イワノフもモルドバ出身。プロツールチームに今年一人もモルドバ出身者がいなかったというのは少々意外だった。
モルドバというと引退したロシアのアンドレイ・チミルが浮かぶ。彼は現在モルドバのスポーツ省大臣。これからこの地から有望な自転車が輩出されるようになるのだろうか。とりあえずプリューシンはトラック世界選B大会でも追い抜きで今年優勝しているようだ。チミルはこの国の自転車界を活性化できるかな。
* シャンベリーシクリズムフォーマシオン(CCF)のウエア(胸ロゴAG2R)
* CCFのサイトトップ頁
CCFからAG2Rにあがった選手たち