アレハンドロ・バルベルデがツールのコースを偵察
(昨日のトクダネに掲載した記事をこちらに移動)
今年のツール第4ステージ(7/8)は、西フランスのショレを舞台にした29.5kmのITT。そのショレで、昨日レースが行われた。
200kmを走るショレ・ペイ・ド・ロワール。このレースに出場したケスデパーニュのアレハンドロ・バルベルデが、この機会を利用して、ツールのTTコースを試走した。
去年初めてツールで完走し総合6位だったバルベルデ。今年は表彰台の期待がますます高まる。
ショレのツール・コースを走り終えて、バルベルデはこんな風に語った。
「気に入った。このコースはかなり厳しいよ。連続してアップダウンがあり、絶えずリズムチェンジが要求される。組み込まれているのが前半戦なので(第4ステージ)多大なタイム差を生むことはあるまいが、それでも自分にとっては全くフラットなレイアウトよりもかなり好都合だ」
さて、昨日のショレ・ペイ・ド・ロワールの方は、ミツビシのJ・トムバックが制した。彼はコフィディス時代からこの地域には馴染みがあり、昨年は同レースで3位。目標にしていたレースだったということで、優勝に大喜びだった。
バルベルデの記録はといえば、最下位の62位。しかし、6人の逃げグループに乗るなど積極的なレースを展開。来週開催のクリテリウム・インターナショナルを前になかなかの手ごたえを掴んだ。