ジロ:長すぎる移動距離に不満の声続出で木曜日はコース短縮決定

昨日レース後、ジロのディレクター アンジェーロ・ゾメニャンが、木曜日の第6ステージは34km短縮する、と発表した。結果距離は当初予定の265kmから231.6kmになる。決定は、選手代表らと協議した結果だという。
「ここ数日間の選手たちのストレスと不安を鑑み、またトップクラスの選手らと話した結果ガルガーノのサーキットコースを省略し、直接ゴール地点のペスキーチに入ることになる。34km短くなり、選手らも明日の夜はもう少し時間がとれるだろう」
今年のジロは移動距離が長く、辟易する声が相次いでいた。夜中に就寝することを余儀なくされる選手もざら。こうした声にこたえる形となった。スタート地点に変更はない。
この点ブエルタは1日の走破距離も短く、またゴール地点が翌日のスタート地点というケースが半分ほどあり、そうした移動によるストレスは軽減するような配慮がなされている。