日本学生自転車競技連盟 NEWS

1.第10回 修善寺カップ 女子オープン トラック・ロードレース大会
5月17日(土)〜18日(日),静岡県伊豆市日本サイクルスポーツセンター250mトラックにおいて第10回修善寺カップ女子オープントラック・ロードレース大会が開催された。
本大会は女子競技者のみを対象とした日本国内希有の公式戦であり、初日にトラック競技4種目,2日目にロード競技を実施し、各種目の順位合計により、総合成績を決める内容である。

参加者の中でも、すでに北京五輪の代表に内定している、和田見里見選手(中京大)の活躍に注目が集まり、トラック競技では予想通り、和田見選手が3種目を制したものの、ロードレースは欠場し、総合順位の対象とならなかった。
総合成績では、全ての種目で着実に好成績を収めた、針谷千紗子選手が優勝し、今年で10回目の節目を迎えた本大会の幕を閉じた。


2.2008年度 全日本学生ロードレースカップ 第2戦・第10 回修善寺オープンロードレース大会
5月18日(日),静岡県伊豆市日本サイクルスポーツセンターにおいて、全日本学生ロードレースカップ第2戦,第10回修善寺オープンロードレース大会が開催された。
本大会は、5kmサーキット20周という、今シーズン最初の本格的なロードレースであるが、大学生だけでなく、クラブチームの参加を受入れ、約200名の選手を集めての盛況なレースとなった。
前半までは大集団のままレースが進んだが、10周回で各チームの主力選手を中心に12名の逃げが集団が形成された。後方のメイン集団も追うもののペースが上がらず、最後は、片山和正(チームコルナゴ)と、嶌田義明(ブリヂストンアンカー)のゴール勝負となり、片山が僅かに嶌田を抑え、優勝を飾った。尚、3位には、前ラウンドまでの総合トップである辻本翔太(順天堂大)が入り、リーダージャージを守った。
片山は今年鹿屋体育大学を卒業したばかり。大学生にとっても先輩レーサーと力量を試す機会となった。
全日本学生ロードレースカップは、来年2月の最終戦神宮外苑大会まで、熱い戦いが続いて行く。

写真 Copyright@日本学生自転車競技連盟
1 個人追抜優勝の和田見
2 女子総合表彰式
3 修善寺オープンロードスター
4 レース後半の先頭集団・左端が優勝の片山
5 ロードレースカップ総合リーダーを保った順天堂の辻本