ドーフィネで谷底に転落。叫んだけど誰にも気づかれず

FDJのイエール・ヴァネンデルト。ドーフィネ最終日にモンフォールとともにカウンターで逃げていたのはいいが、下りで谷底に転落。あろうことか誰にも気づかれなかった。取材オートバイも、チームカーすら通り過ぎてしまった。ヒップを脱臼して動けない。救助もないまま谷底で一夜を明かすことになっていたかもしれない。もしも − そのあとリクイガスのクインツィアート(*)が同じコーナーで落車しなければ − たまたま、クインツィアートも同じ箇所で落車し、谷底に落ちているヴァネンデルトを発見。選手が落ちていることを通報した。ヴァネンデルトはヘリコプターでグルノーブルの病院に搬送され、手術を受けることができた。ツール出場の予定だったが水の泡。

(*)クインツィアートのWebサイト新装開店:「ゲストブックには質問等書き込みすると(英語・ドイツ語もOK)、ご本人から返事をもらえるようになっています」。From lemanimayuさん
下の写真はヴァネンデルト@LBL