ロックレーシングのあくなきヘッドハント

チポッリーニはかつて、ロックレーシングのオーナー・マイケル・ボールと袂を分かった原因が、ボールの選手雇用時の節操のなさだったという話しをしていたけど、確かに世間一般的に、このチーム、選手にセカンドチャンスを与えるという意味で評価されるべきなのか、あるいはとにかく知名度と話題性があればいいというおざなりの態度と受け止められるのか微妙なところか。内部検査などをやって、クリーンをアピールするチームではなさそう。ボテロは子供誕生でチームを離れ故郷あるいは故郷そばで走る環境を選んで脱退したが、ハミルトン、ペーニャ、セビーヤらは残留。マンセボやジロで表彰台に上ったものの直後にOP疑惑がかなりディープにかかったホセエンリケグティエレスも新加入。加えて!ウルリッヒの元コーチでやはりOPにも関わったとされるペフェナヘ(先日ウルリッヒフエンテスの密会は認めたものの、単なるコンサルタントだと証言していた)が幹部で迎えられた。その勢いなら、いずれウルリッヒにまで食指を動かしそう。