告白しても・しなくても

ツールで陽性判定を受けたものの一貫して否定していたマヌエル・ベルトランに対し、ツールで薬物検査を担当したL'Agence française de lutte contre le dopage (AFLD) が2年の資格停止処分を下した。一方で、やはり2年の資格停止処分を受けたベルンハルト・コールは、「告白してもしなくても同じじゃないか」と不満のコメントもあったそうだ(CN)。告白しないでダーティなイメージをさけ、なんとなくうやむやのまま復帰というシナリオの方がいい、そんな風潮を生むのではないかという疑問にもつながる。ただし、コールが2年となった理由は、協力者の名前を明らかにしなかったから、ということらしい。シンケヴィッツはそれをも明らかにし、1年で済んだ。