来年２月22日の外苑クリテ、参加者募集開始今年はオックスフォード、ケンブリッジ、マンチェスター大学選抜代表チームも参加

日本学生自転車競技連盟は、第三回明治神宮外苑学生自転車クリテリウム大会の要項を発表し、参加者募集を開始した。

開催日は２００９年２月２２日（日）、コースはこれまで同様、明治神宮外苑外周１.5ｋｍの周回コースである。

最終レースである各校３名出走による大学対校形式・大学生男子グループ１には今回、イギリスと韓国から招待チームが参加予定である。現在招聘の手続き中で参加チームは未確定ではあるが、イギリスからはオックスフォード、ケンブリッジ、マンチェスター大学からなる代表チーム、韓国からは韓国体育大学、昌原（チャンウォン）大学、安東（アンドン）大学のいずれかのチームの参加が見込まれている。

アジア、ヨーロッパからの名門大学チームの参加により、東京都心の自転車レースに国際色が付加されることが期待されている。このレースにより、２００８年度の全日本学生ロードレースシリーズの総合優勝者が決定される。

　女子は大学生のみならず、すべての財団法人自転車競技連盟登録競技者が参加可能なオープンレースとなっており、女子大学生のみならず実業団やクラブチームからの参加者も含めた走りが見られる予定である。
　将来の大学生自転車競技者を育てる層への自転車競技の普及の観点から、「マスタース・クリテリウム」が昨年にひきつづき行われるが、安全上の観点から集団スタートロードレース走行経験者に申込資格が限られることになった。また、中間ポイントの配点が見直され、相対的に最終スプリントの比率が低下して中間スプリントの得点が占める割合が増加し、序盤からより積極的なレース展開が期待される特別規則に改められた。
　将来の大学生自転車競技者に育つ層への自転車競技の普及の観点から、小中学性タイムトライアルが行われ、これに加えて「親子タイムトライアル」が実施される。これはタイムトライアルに出場する小中学性の両親・兄弟・同居親族が出場可能であるが、競技者登録が必要となる。

親子の合計タイムで最上位者には賞品が授与される予定である。
　「オープンライド」はレースではないが、競技者登録不要で使用する自転車の制限がなく、レースと同じサーキットを走れるイベントである。参加料５０００円と安くはないが、貴重な都心部開催クリテリウムの開催費用への協賛、という思いを込めての参加者募集である。

　当初、一回限りの大会として企画された第一回開催は、初の都心開催クリテリウムということで開催自体に意義があった。今年二月に行われた第二回大会は、継続的開催へ向けてロードレースシリーズ最終戦という性格付けを行うとともに、スペシャル・ゲストとしてベルナール・イノー氏を迎える話題性もあった。
第三回大会は、海外から名門大学の参加を得て日本の大学生の競技力に一層の磨きをかける機会としながら、観客の皆様にもレース自体をより楽しんでいただける大会を指向している。

要項は日本学生自転車競技連盟ウェブサイトの「カレンダ＆要項＆結果」からどうぞ
http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/
日本学生自転車競技連盟
写真は２００８年２月・第二回大会
オープンライド
と
男子大学生グループ１
(日本学生自転車競技連盟)