帰還組続々勝利 今度はペレス

最近、復活組の優勝がめざましい。スペインのヒルクライム、スビダ・デ・ナランコでサンティアゴ・ペレスが優勝したという(CN)。04年ブエルタ、脅威の追い上げで、「3週目にめちゃくちゃな運動能力を見せた」と周囲を驚かせつつ総合2位になったものの、直後の検査でハミルトン同様血液ドーピングでアウトになった人物。ケルメを経てフォナックに在籍当時の話。OPでも名前が上ったけれど、07年復活。今年はポルトガルのロウレで走っている。
偶然昨日、友人とこんな会話を繰り広げていた:「ハミルトンはあれほどまでに抗することなく、すんなり出場停止処分を受けていれば、簡単に復活できたのにね」と。
同じ時期に同じようなかどで処分を受けた2人。否定はしたもののじっと時期がくるのを待ち、3年前から復活して普通に走っているペレス vs 否定しまくってしまくって、あらゆる裁判でファンの募金も使い尽くし、ロックレーシングで復活したものの心身ともにすり減らし、家庭崩壊を経て精神的に薬を必要とし、陽性反応でこちらの方の薬物摂取を告白し引退。明暗が分かれた。