コロンビアを離れて行くスプリンターたち / 吉と出るとは限らない

遂に3人目。チームコロンビアを離れて行くトップスプリンター。最初はツィオレック(09年からミルラムへ)、そしてボアソンハーゲン(今年スカイへ)、さらに予想通り今回はグライペル。チーム内でカヴェンディッシュと共存できずに移籍してく選手たち。グライペルは、一時はカヴェンディッシュとうまく住み分けしつつレースで活躍していたようだったが、今季はチーム内で舌戦を繰り広げるような状態に。このほどロット入りが決まったそうだ。ただし、カヴェンディッシュのわき役は安泰。レンショーやアイゼルは、忠誠をつ尽くしており、来季も残留。コロンビアで不満分子だったからといって、移籍すれば独壇場となるかというと、そうでもないのが現実。ツィオレックなどは、コロンビアにいた頃のほうが成績はよかった。ミルラムに移ってからは、存在感が激減。今季はバイエルン一周ぐらいしか勝利していないのでは?