リースの告白本の波紋

ヴァルデマール・シュトルンクさんの記事(http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-360.html)にたまげた。リースが告白本を出すとか、「ドーピングに50万から100万クローネ(日本円で750万から1500万)は使った。」と言っているとか、フェスティナ事件のときは、「実は危機一髪のところでEPOをトイレにながして捨てたので捕まらずにすんだ」とか。今の時期になぜ?コンタドールを擁護するため?とはヴァルデマールさんの弁。がしかし、それでは逆効果なのでは、と思えなくもない。いずれにせよ、ちょっと嫌なのが、格元選手の告白の動機。ランディスなんて、裁判であれほど無実を叫んでいたのに敗訴したら一転。お金稼ぎの一貫で告白し始めた。マンサノも、女性を連れ込んで解雇になった腹いせがキッカケだった。チームへ悪態をつき、その果てが告白だった。罪の意識とか悔恨の意味で告白する選手より、道具に使う選手が多いことにさらにあきれてしまう。ただ、オペラシオンプエルトのきっかけになった件は例外的。あるスペイン選手が過去の過ちに気付き、記者に相談したのがキッカケと言われている。相談された記者から聞いた話だと、その人は本当に反省して、リスクを犯したのだとか。その人の名前を聞いたけど、教えてもらえなかった。まだ現役だから、と。引退したら教えてくれると言ってたけど、それ以来メジャーなレース観戦に行っていないので、彼には会っていない。