エキップアサダ強化選手『エカーズ』レポート【2011年2月】

エキップアサダ強化選手『エカーズ』レポート【2011年2月】
トピックス：

木下智裕＆海藤稜馬が渡仏し今シーズンのフランス初戦を迎える

2月13日に開催されたトライアウトにて新たに2名の中学生選手がエカーズに加わった

待ちに待ったエキップアサダ強化選手『エカーズ』達のレース活動が開始された。
まだまだ荒削りな選手達だが、鋭い眼差しからこれからの激しい競争を勝ち抜く
決意が感じられる。
渡仏組の木下智裕と海藤稜馬は、待ちに待った戦いの場へと少しの緊張を交えな
がら、意気揚々と旅立って行った。フランスでの2011年度初戦は「GPピネル・モ
ンタストリュック」＝138km。
このエリートナショナルカテゴリーレースの優勝者は、すぐにでもプロレースで
通用するほどの厳しいレベルのレース。木下、海藤共に完走扱いにはならなかっ
たが、フランスのレベルの高さを思い出すのには最適のレースだった。
「プロ予備軍」が大挙して押し寄せるレースでの激戦三昧の生活はこれからが本
番だ。
日本組のエカーズ選手達（一丸、内山、小山、代）は、小規模のレースやエンデ
ューロイベントへの出場を通してレース感覚を培いながら、冬場の厳しい気温の
中での走りこみに重点を置き、長いシーズンを磐石に過ごす基礎を固める。無理
のない着実なステップアップが、欧州の様な世界の激戦区ではものを言うのだ。
2月13日の開催の10名が参加したトライアウトでは、新たに橋詰丈（14歳、千葉県）
と石上優大（13歳、神奈川県）の2名の中学生選手がエカーズへの入団を認められた。
他の年長選手を差し置いての中学生選手合格には驚きの声も上がる。今日の中学
生選手の台頭には眼を見張るものがある。
新城選手や別府選手に続く未来のスターはこのエカーズ選手の中から出てくるに違いない。
浅田顕監督のコメント：
『いよいよ本格的にエカーズが動き出しました。先日のトライアウトの結果でさ
らに新しい選手も合流し活気もまして来ました。心を込めて世界標準選手の育成
に励みます。』
★関連リンク：
★エカーズ選手プロフィール（橋詰＆石上の掲載は準備中）
http://www.cyclisme-japon.net/modules/team/category0018.html