ロジャー・ハモンド、「Tモバイルとの契約のサインはまだだけど、あとは形式的な条件確認のみ」
ロジャー・ハモンドが、Tモバイル移籍の噂を確認した。
「確かに彼らと交渉中で、形式的な事項をあと少し詰めれば完了だ。幹部の人たちのことはよく知っている。特にブライアンは選手時代、僕と似たタイプのライダーだったと思う。」
。。この会見で、予期せず新たにひとつ暴露されることになった。というのは、ブライアン・ホルムがTモバイルの新経営陣のひとりになることだ。
ホルムは元選手で、これまでTモバイルの幹部をパートタイムで務めていた。来季からはフルタイムになるようだ。
これで、Tモバイル経営陣刷新プロジェクトのメンバーが3人判明。監督としてアルダグ、マネージャーとしてアメリカ人のステイプルトン、そして、今回新たにブライアン・ホルム。
ドイツ放送連盟ARDがウルリッヒとの契約を解除
ドイツ放送連盟ARDは、99年から今日まで、ウルリッヒと結んでいた契約を解除することになった。ツール区間優勝すれば300万円、ツール総合優勝なら950万円を支払い、別途インタビュー毎に、、、といった内容で、2003年には、3000万円がスイスの銀行などに支払われ、2002年を除く毎年、数千万円規模の支払いをしていた。
02年は、故障もあった上に、ディスコでアンフェタミンを買って摂取し陽性反応・レース出場停止処分になってしまったため、この契約は履行されなかった。
今回解除の背景は明かされていない。お金で勝利を煽るやり方に内部から批判があったのか。(Procycling,Velonews etc)
ニュースの続報:深刻なケガだったヴィランク − 顔面再建手術、顔面麻痺、頭蓋骨骨折よりももっと辛かったのは
8月中旬、レース中落車して顔に大怪我を負ったリシャール・ヴィランク。顔の一部に麻痺が残り、現在フィジオセラピー=物理療法を受けている。さらに、顔面再建手術も受けた。また、頭蓋骨骨折もあったが、逆に外傷がなかったら、脳内出血など、もっとひどい状況を引き起こしていた可能性もある、と語った。
しかし、これらの中で一番彼を苦しめたのは彼が誇っていた美顔が変わってしまった点だったという。自分の外見を見て相当落ち込んでいるとのこと。
「僕はある1つの顔を持っていた。でもそれが今は違う顔になってしまった。鏡でそれを見るたびに、なんとかそれに慣れようと努力しなくてはいけない。」
ヴィランクは、この時の事故については、警察の事情聴取もあったことも明かした。
ヴィランク、ユーロスポーツの電話インタビューで上記最新状況を報告したのだが、声の様子からして、まだまだ状態はよくないらしい。