ツール07ルート・プレゼンテーションは明日。その発表会にASOはUCI会長を招待しないことを決定

ツール主催者ASO vs UCIが本格化している。ツールは先にプロツアーから離脱を表明していたが、さらに驚く発表がなされた。明日行なわれる'07ツール・ド・フランスのルート発表会に、ASOはUCIの会長マックエイド氏を招待しないことを決定した。UCIのマックエイド会長もこれにはびっくり。遺憾の意を表している。(CNから)

セビーヤ復帰に向け意欲

オペラシオン・プエルト捜査でフエンテスのアジトに設置されたビデオにも姿が映っていたオスカル・セビーヤ。自転車連盟は具体的な物的証拠が出ない限りはレース出場OKと判断。彼も復帰に向け意欲を見せているという。プロツアーチームが無理ならプロコンチネンタルでもいいと。(CN)

ちなみに、今月号のCyclesport(英国版)にラボバンクのペドロ・オリヨ(スペイン人)のインタビューが載っていた。スペインでは薬物に対する意識がリベラルだとか、意識が少し違うとかよく言われるが、たしかに。。。

・記者がEPOをためしに3軒の薬局で買おうとしたら、すべての薬局で何も聞かれずに簡単に買うことができた;
・オリリョいわく、自分がプロになった当時から薬物システムが存在していた;
・(簡単に薬物は手に入るが、)自分は自分の理想があるから自己制御で薬物はやらない;
・でも薬物を摂取しないように自分の息子を諭す、ということはしない。彼には自分で考えさせ、あくまで彼の判断に委ねる。
・オリヨいわく、そもそも薬物を禁止にする理論が完全に納得できない。全ての禁止薬物がどう体に悪いのかなど実証されていない。UCIは薬物検査をしているが、薬物と戦っているというポーズにしかすぎない。

JC追記

その1
普段なかなか定期巡回できずに不義理をしていますが、改めて、当日お目にかかれてよかったです。顔が見えるとやっぱり違いますねー。
==> TannenbaumさんHonkakuさんPetitfeministさんCapybaraさんURLその2)、Acharincoさんがめんださん

ちなみに写真は上野動物園で見た本物の(?)カピバラです。(サル山の近くに、看板が立っているのですぐわかります。)

追伸:カピバラさん、グーゼフのサインは、もともと小さいみたいだから気にすることないですよ。友人も、「グーゼフはこんな片隅に すごくちんまりとサインしてる」と嘆いてました。

追伸:タンネさん、今回の英国の雑誌Cyclesportはロジャー特集でウハウハですね。我が家にもやっと初回の号が今回到着しました。それからプライベートライフ満載のマッギーの記事、深謝・深謝!

その2
CNのサイトに、何気にJapan Cupの英語レポートが。執筆者、誰かと思ったらCyclingtimeの辻さん。初めて会った時、メッセンジャーのおにいちゃんだと思った。CNに書かれたレポートは後半にHow it unfoldedをもってくるなど、CNのレースレポートスタイルをしっかり研究しているのがうかがわれる。当日は会場を東奔西走していたから速攻でレポートをCNに送るのは大変だっただろう。お疲れさま!