フィリッポ・ポッツァート

ファッサボルトロフィリッポ・ポッツァートがCNのインタビューに答えていたけれど、フェレッティとはしっくり行かなかったことを率直に語っている。前からそういった話は漏れ聞こえていたけれど。彼は自分でも、物事をかなりはっきり口に出すタイプだとしている。それが摩擦を生み、誤解を生んでいったと。

フェレッティ監督から去っていった選手も多いとして、バッソバルトリ、チョーニ、イワノフの名をあげ、イワノフやバッソなど、チームを去ってからの方がいい成績を出しているじゃないか、と。

先日読んだフェレッティ監督のインタビューでは、彼はバッソがツールで活躍したことについて、「(チームを去ってから活躍するというのは寂しい気もするが)自分もその成長の過程で何かしらアシストすることができたんだ、と思って自分を慰めている」と語っていた。

今年の夏、ホテルの裏庭でフェレッティ監督と選手らが一緒にいる場面に遭遇したが、USPのブリュイネール監督と選手らがじゃれておしゃべりしていたのとは様子が違った。監督にじゃれておしゃべりしたり、たわむれたりする選手たちという構図はファッサにはなかった。もっとも1日だけの遭遇ではあったわけだから、これで安直に結論づけてはいけないが、フェレッティ監督の存在が選手にとって友達っぽいという感じは余りしなかった。