マンサノ事件判決

それからマンサノの裁判の判決がもうすぐ出るというニュースが最近紙面に頻繁に出ていたが、昨日出ようだ。結果は証拠不十分で、マンサノが告訴していたケルメへの組織的関与は退けられた。

証言の随所に、自主的に摂取していたと認められる部分が多々あり、摂取の仕方が常軌を逸していたため、今回の判決になったと思われる。

しかし例によって彼はとことん戦うと言っている。ヴエルタの最中に女性を部屋に連れ込んだことが原因でケルメを解雇されたマンサノ。その一件の怒りはまだ収まらないようだ。

事件発覚後、イタリアのアモーレエヴィータが彼を雇用した。バチカンに本部を置くこのチームは、マンサノの更生を祈って雇用したのだったが、すぐに彼は失踪した。

自殺をほのめかすような言葉もあり、チーム・関係者が必死に捜索し、一時は自殺説が有力になった。しかし、彼はちゃんと生きていた。地元に逃げ帰っていただけだった。

病院通いして、精神を病んでいたという説もあったが、それに対しては、「単に彼女が妊娠して病院に行っただけ」とあっけらかん。そのまま自然引退となった。

Ref: ヘスス マンサノ失踪事件 ( 7.7.2004 ):
http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/news/log/news0407.html
「選手に望むのは、失踪じゃなくて、やはり疾走ですね。」