ファンも心配するランスの動向

ツアー・オブ・ジョージアで、新進気鋭のT・ダニエルソンが優勝したが、これにはランスが貢献した。第5ステージ、レースリーダーだった元チームメートのランディスのアタックを潰し、ダニエルソンの区間優勝+リーダージャージゲットを実現。


ダニエルソンに続いてランスがランディスより先に3位でゴール。論議をかもしだしているのはその時彼がとった行動。後ろから追ってくるランディスを指差して、「ざまあみろ」的に愚弄したという。


ランスのツール優勝にかつて貢献した選手に対し、これは余りにがっかりするような行為だ、という反応がちょこちょこ出ている。自分はその場面を見ていないのだが、これを指摘したのはランスファン。スポーツマンシップという観点から、今回の彼の行動は納得できない、今年のツール、なんか彼は勝てないんじゃないかという気がして来た、、と。


では、この行為が実際愚弄に当たるのかどうか?ランディス自身、「ランスのその行為に傷ついた」、と実際述べているので、その場の雰囲気では、そう受け取られても仕方なかったものなのだろう。


今年のランスを実際にジョージアで見た人からも、「いつもの強さがない」、というコメントがあり、さらにショービズ関連でバッシングも。今年のランス、いつもと違う、、といった声がちらちら聞かれる今日この頃。7月、実際彼は予感を跳ね除ける走りを見せるのか、予感的中となるのか?