マンサノ:「おちおち眠れない選手がたくさんいるはず」

今回のスペインのスキャンダル、今後の影響については、関わった選手の顔ぶれ・数がカギだろう。
200人の名前がリスト上に書かれていたと伝えられるが、その中にプロツアーチームの選手が何人いるのか。
このほど、元ケルメで チームのドーピングスキャンダルを暴いたヘスス・マンサノがまた口を開いた。「おちおち眠れない選手がたくさんいる。フエンテス医師とかかわりがあった選手たちがたくさんいるのだ。」

不安を掻き立てる内容だ。

ウルリッヒについては心配していない。最初にスキャンダルをぶちまけたラジオ局のSERの一報は、「ウルリッヒは200人の顧客リストには入っていないが、以前チェッキーニと関わっていたから、97年ツール優勝のときはドーピングをしていた」といういかにも怪しげな内容だったから。それが見る見る間に、リベラル派のサイトに伝言ゲーム的に広がった。

むしろ関与したプロツアー選手の数がどのくらいなのか、もっぱらそちらの方がとても気になっている。