Tモバイルの記者会見にツァベルが出席。涙でEPO使用告白

昨日トクダネで予告したTモバイルの記者会見は予想以上の展開に。アルダグが告白するのだろう、と見られていたが、アルダグのみならず、なんとミルラムツァベルまで登場。EPOを90年代に使用していたことを告白した。

マネージャーのステイプルトンは、そんな2人の勇気を賞賛した。アルダグは監督を務める。チームドクターハインリッヒとシュミットは薬物提供を認めて解雇。

今日のボンでの緊急記者会見にツァベルが登場するというのは一堂驚きだった。涙をこらえ、ときにこらえきれずに涙を流した。この告白で、ミルラムツァベルにどういう処遇をするのかわからない。

ツァベルが崩れたのは息子リックに話が及んだときだった。「息子も自転車に乗っている。彼にはボクと同じような目にあってはほしくない。」

「このことがいつ起きたのかということは問題ではない。問題なのは、自分が禁止されていたドーピングを行なったということだ。自分はドーピングをやった。ボクは嘘をついた。それについて謝罪したい」

アルダグは、長いドーピングの歴史を告白した。EPOは95年ツールで始め、続けたという。97年、ヘマトクリットが50%を超えたのを機に、やる意味があるのかを問うようになった。53%という値を出したこともある。99年、30歳で、そうした薬物を使用するのをやめたという。

ステイプルトンはアルダグをチーム監督のまま置くことを決めた。理由は、
「選手たちに意見を聞いたんだ。この事態、およびチーム幹部に関してどう思うかと。多くの選手が、ロルフ・アルダグがいるからこのチームにいるんだ、と答えた。

これは重要なことだ。アルダグはとどまるべきだ、と彼らは言った。みんなが彼を支持している。」