ブエルタにレラックスが出場できなかったワケ

「アンダルシアって何ですか〜?うーん」というメールをもらった。ワイルドカードで出場当確と見られていたブエルタ出場チームに選出されなかったのだ(昨日の小ネタ)。代りに選ばれたのは弱小アンダルシア。しかしブエルタ委員長のコルデロ氏によると、レラックスはOPに関与した選手はいない旨書面を提出したものの、倫理規約を遵守する旨の確約書面を提出しなかったためだという。カルピンガリシアは提出をしていた。そのほかにも、倫理規約遵守を確約しないチームを出場させていいのか?という外部の声にも配慮した模様。
ブエルタ出場を確信していたレラックスの会長カスタニェダ氏は、「我々は2005年には倫理規約を確約した。主催者は何を求めているのか?もし、ブエルタに出場するためには一部選手を放出せよ、ということであれば、我々はそれに従う。とにかくブエルタに出場できなければ、我々のチームは消滅だ」

また、Unibetが出られなかったワケは、推測するにこんなところだと思う:
ブエルタはプロツール参加を拒否し続けている。理由はスペインチームのワイルドカードを増やしたいから。現行だと、プロツールチーム18の選出は必須。これを減らして欲しいと訴えている。そこで今回必須ではなかったUnibetをはずし、例え弱くともスペインチームを入れることで、「どうだ我々はこれほどスペインチーム枠を欲しているのだ」という一種のマニフェストなのでは。